ライダー自作のP-LAP回路が完成しました。
サーキットでの周回タイムは、通常ピットエリアにいるヘルパーさんがタイムを計測して、サインボードを出します。
ヘルパーさんはライダーが目の前を通過したときにストップウォッチを押して、タイムを記入して次の周に表示します。
このため、ライダーに表示されるタイムはピットの前を通過した直前の周回ではなく、前のさらに前の周回のものになるので、その時の走行を覚えていなければなりません。
でも熱くなってると、ついつい忘れちゃうそうです。。。
で、登場するのが自作ラップ計です。
通常サーキットのスタートライン付近には電磁石が埋め込まれています。
この電磁石を検出して自動的にストップウォッチを止めてタイムを表示できれば、スタートライン付近でその周のタイムを確認することが可能になります。
この回路はわりと簡単で、ホール素子を使って磁力を検出し、それをオペアンプで増幅してマイコンに入力します。
マイコンは、とてつもない速度なので、1/100秒なんて遅すぎてあくびがでるくらいです。
ですので、タイムをかなり正確に計測できるのですが、まぁこまかい値を出しても意味ないので1/100秒までしか表示していません。
まだ試作ですので雑な作りになってますが、一番左上の数値が周回数、右上の0:00(時間:分)がスタートしてからの経過タイム(予選時間が20分なら、この数値を見て残り時間がわかります)、一番下がスタートラインを通過してからのタイムです。
スタートラインで磁石を検出すると、10秒間タイムを表示し、タイムを確認した後はスタートライン通過からの時間が表示されるようになっています。
例えば、1コーナーのクリップなどで、さっきは20秒だったのに今は19秒だから早い!とか判断できるようになります。
まだ記録を保存する機能はつけてないので、これからROMでもつけて200LAPほど保存できるようにする予定らしいです。
P-LAPというのは
商品名ですので
これは、T-LAPと呼んでます♪
もちろんつぼっちーの頭文字の「T」です♪
このプログラムCではなく
久しぶりにアセンブラで書いてみました♪
アセンブラだと、普通に四則を使えないので
ちょっと計算が面倒なのですが
正確なタイムを計測するには
もってこいです!
このマイコンに内臓されているROMは、割と狭くて
何周まで記録できるか確認していません。
おそらく20周くらいは記録できるのではと思っていますが、ROMを載せたほうが
気分的にかっこいいので、ROMを載せる計画です
ROMを載せない状態でも
基板サイズがだいぶ小さくできたので
ROMを載せても、十分液晶より小さくなると
思われます♪
センサー部は、ホール素子+オペアンプで構成していますが
ほとんどチップ部品を使ったので
小さいケースを探すほうが大変だったくらいです♪
一応市販のケースの一番小さいやつですが
その半分くらいしか使っていません!
でも、ROMに記録を保存したいのですが
なんだかんだいって
データロガーがあるからいいかぁって気分です!