空燃比計の続きです。
空燃比計のLAFセンサーは空気/燃料(A/F)比が9%で0V、18%で5Vを出すものです。
これを方程式にて表すと、
y=空燃比(%)
x=センサー出力信号(V)
とすれば
y=1.8x+9
の関係が得られます。
例えば、センサー出力が2Vの時の空燃比は1.8*2+9=12.6%になりますね。
空燃比計を作成するには、0~5Vに変動するLAFセンサーの出力信号をマイコンで読んで、空燃比%を表示し続けるプログラムを書き込んだ回路を作成する必要があります。
具体的な手順としては
1.基板の作成
2.PCとマイコンを通信可能なようにセッティングする
3.プログラムを書く
4.プログラムをマイコンに送信する
5.PCとマイコンを切り離し、マイコン単体で動作させて、確認する
6.プログラムにバグがあったら、2~5を繰り返す
というような感じです。
とりあえず基板はJCさんが作成し、マイコンとの通信テストまで到達し、通信がうまくいくことまで確認できています。あとはプログラムを書くだけで液晶に空燃比を表示が可能になります。
PCとマイコンの通信はごく当たり前の作業に思えますが、実は意外とこの辺で苦労することが多いそうです。説明書は全部英文ですし、メジャーなマイコンでしたら資料がたくさんあるのでまだマシなのですが、マニアックなマイコンを使うと、もし動かなかったら、マイコンが悪いのか、PCが悪いのか、回路が悪いのかまったくわからない状態になるので、このあたりのセッティング作業で数日は苦戦し、1週間くらい解決できないこともあるらしいです。
JCさんに作成して頂いたた空燃比センサー出力(0to5V)をパーセント表示する基板です。左手前の小さいやつが基板で、この中にマイコンを搭載しています。左上の緑色のが液晶で、ここに空燃比を表示させます。
JCさん、いろいろお忙しいのに、ホントにありがとうございます!!
手伝っていただいて助かります。
おかげさまで、とても順調に基板ができましたね♪
1608サイズのチップ部品を
的確に半田できるのって
実は大変なんです
※1608サイズ=1.6mm×0.8mmの部品です(コンデンサーや抵抗です)
基板ができて、通信ができれば
あとは、自分が好きなように
液晶に表示させるだけですね♪
このあたりも、このライブラリを使えば良いという
情報だけでさくさくとプログラムを作れるあたりは
非常に心強い味方です♪
今JC様へは以下の回路をお願いしております
1.この空燃比表示回路
2.タコメーター正常化回路
3.スピードメーター回路
4.P-LAP(自作)←出力をロガーに入れられる
部品などは
すべてそろえましたので
基板製作&プログラム作成
よろしくお願いいたします♪