チームマーガレットの日記をご覧いただいている皆さま!いつもありがとうございます。
この日がくるのをきっと心待ちにされていた皆さんも多いことと思います。
お待たせいたしました。
な、なんと!ついにライダーのニックネームが決まりましたよ!
そ、それではさっそく発表します。
ライダーのニックネームは・・・
(ドキドキドキドキ・・・)
「Tsubochy」(つぼっちー) で~す!
・・・。
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
え?普通ですか?そうですか?
沢山の候補のなかから、メンバーさんのご意見も伺いながら、
さんざん悩んだあげくに、最後はライダー本人が決めました!
「つぼっちー」
うん、これ以外ないくらい、いい名前じゃないですか!
さっそく明日からサインの練習ですね♪
ロゴはまた考えておきます。
さて、またまた空燃比計の続きです。
LAFセンサーの回路が完成しました。
センサーを模擬したボリュームのつまみを回すと、電圧を%に変換して空燃比を表示します。
カッコイイですね。
回路の裏面です。
なかなか苦労の跡が見られます。今回の回路は過去に作った基板を再利用しているので、配線の修正が必要でしたのでごちゃごちゃしてます。今後時間があるときにでも、キレイに作り直すそうです。
空燃比計の準備は順調に進んでま~す。
空燃比計の続きです。
空燃比計のLAFセンサーは空気/燃料(A/F)比が9%で0V、18%で5Vを出すものです。
これを方程式にて表すと、
y=空燃比(%)
x=センサー出力信号(V)
とすれば
y=1.8x+9
の関係が得られます。
例えば、センサー出力が2Vの時の空燃比は1.8*2+9=12.6%になりますね。
空燃比計を作成するには、0~5Vに変動するLAFセンサーの出力信号をマイコンで読んで、空燃比%を表示し続けるプログラムを書き込んだ回路を作成する必要があります。
具体的な手順としては
1.基板の作成
2.PCとマイコンを通信可能なようにセッティングする
3.プログラムを書く
4.プログラムをマイコンに送信する
5.PCとマイコンを切り離し、マイコン単体で動作させて、確認する
6.プログラムにバグがあったら、2~5を繰り返す
というような感じです。
とりあえず基板はJCさんが作成し、マイコンとの通信テストまで到達し、通信がうまくいくことまで確認できています。あとはプログラムを書くだけで液晶に空燃比を表示が可能になります。
PCとマイコンの通信はごく当たり前の作業に思えますが、実は意外とこの辺で苦労することが多いそうです。説明書は全部英文ですし、メジャーなマイコンでしたら資料がたくさんあるのでまだマシなのですが、マニアックなマイコンを使うと、もし動かなかったら、マイコンが悪いのか、PCが悪いのか、回路が悪いのかまったくわからない状態になるので、このあたりのセッティング作業で数日は苦戦し、1週間くらい解決できないこともあるらしいです。
JCさんに作成して頂いたた空燃比センサー出力(0to5V)をパーセント表示する基板です。左手前の小さいやつが基板で、この中にマイコンを搭載しています。左上の緑色のが液晶で、ここに空燃比を表示させます。
JCさん、いろいろお忙しいのに、ホントにありがとうございます!!
エンジンの回転数はフライホイールについている点火タイミングのピックアップコイルで検出していますが、通常1回転で1発出る信号が、CRF250Rの場合は1回転で2発出るそうです。
タコメーターはRS125のものを使っており、このため回転数が倍に表示されてしまいます。
RS125のタコメーター表示は16,000rpmまでなので、実質8000rpm以上の回転数は表示できないのですが、走行中はほとんど8000rpm以上に上がりっぱなしですので、回転数が分からない状況になってしまうわけです。
この問題を解決するため、JCさんがタコメーターの表示を正常にする回路を作っています。
まず、ライダーがJCさんにこんな波形が出るから、こんな部品で、こんな回路を作ってこんなプログラムにしてと、紙に書いて簡単に説明して、それを基にJCさんが回路を作成します。
回路は最初から半田で基板を作ると半田をはずす手間がかかるのと、無駄に半田の熱を部品に加えて壊す可能性があるため、配線を簡単に抜き差しできる「ブレッドボード」という基板を使用してテストします。これなら、配線する作業が簡単にできます。テストして正常に動作することを確認できたら、本番の基板を半田で作成することになります。
テスト用のブレッドボードには、シフトアップタイミング用バーLED(上の矢印)と、6000rpmで点灯するLED(下の矢印)が付いています。
JCさんはかなり回路に詳しいので、ライダーの簡単な説明で何をすべきか理解し、ささっと回路を作ってしまいます。ホントに電子回路の天才です。。
頼んでいた空燃比計が届いたと、ライダーから連絡がありました。
空燃比は混合比ともいい、空気と燃料であるガソリンの割合を示すものであり、これを測定するのが空燃比計です。
空燃比には理想空燃比というものがあり、約14.7(空気):1(燃料)の比率で、燃料が計算上、完全燃焼するとされています。
まあ簡単に考えれば、理想空燃比になるように設定しておけばいいようにも思えますが、この比率以外でも燃焼は可能で、だいたい空燃比が10~17あればエンジンは安定して運転できますし、出力が最大になる出力空燃比はだいたい12~13と言われているらしいです。
エンジンの状態や環境によっても左右されますので、その都度最適な空燃比を設定しなければなりません。そんな時に威力を発揮するのが空燃比計であり、これさえあればセッティングの良し悪しを数値で判断できるようになり、セッティングに要する時間も短縮できるというわけです。
マーガレットは、最適な空燃比の検討、センサー出力電圧を液晶に表示する回路の作成、データ取得のための回路作成を担当する予定です。
6月21日のSUGO走行会に間に合うように準備を進めていきます。
ライダーからの依頼で、ピットのテントに使用する「雨は防げるけど風は通るシート」を探しています。
当然、それぞれ相反するものですから、実際には難しい課題です。
ゴアテックスのシートとかあればいいですけど、そんなのないですよね。あってもお金がいくらかかるかわかりませんw
とはいえ真夏の菅生は猛暑でしょうし、きちんと暑さ対策を考えないと、熱中症にもなりかねません。
インターネットで見つけたのは、建築現場用のメッシュシート。メッシュ状のため通気性がよさそうです。このシート自体は雨は防げませんが、防水シートと組み合わせで使えばうまくいくかもしれません。
1.8m×5m程度で3千円くらいで売ってました。
オークションで探せばもっと安く手にはいるかもしれませんね。